主催/社団法人日本劇団協議会
ユースフェスティバル
1997.8.7(Thu)--25(Mon)
Place:紀伊國屋サザンシアター

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ユースフェスティバル趣旨
 現在、演劇界は新劇・ミュージカル・小劇場・商業演劇・古典演劇と多様化し、一見それぞれ活発な芸術活動を展開しているように見えますが、実際はどうなのでしょう。ミュージカルは、若い女性客が多いし、その他の多くの商業演劇をいっぱいにしているのは、中高年のご婦人たちばかりです。また一部の人気小劇団には、若者が列をなして群がっていますが、これも非常にマニアックなファンが中心です。普通の青少年はいったい何を見ているのでしょうか……。
 今日の教育現場では、受験に向けての偏差値教育が中心で、芸術鑑賞の機会は激減していると言われています。もともと演劇は学校教育の正課ではなく、演劇に関心を持つかどうかは本人の自主性にゆだねられているのが現実です。一方高校生自身が舞台に立つ高校演劇は大変盛んですが、これも一部の演劇クラブの生徒に限られています。ほとんどの青少年は演劇を見ることなく、興味を持つことなく、社会人になっていくのです。
 日本劇団協議会では、多くの若者に演劇に興味を持ってもらい、もっともっと演劇を好きになってもらいたいと切に願っています。そういう青少年が大人になれば、演劇界も変わるし、何よりもこの物欲的な日本の社会だって、少しはゆとりのある社会になるかもしれない。そんなことを考えていました。そんなチャンスを模索していました。
 そして、ついに今年8月、『ユースフェスティバル』を開催することとなったのです。会場は、昨年高島屋新宿店が開店し、一躍東京の話題の新名所となった高島屋タイムズスクエアーの中にあるサザンシアター。これまで、青少年を対象に公演を重ね、実績のある5作品のラインナップです。どの作品も自信作ばかりです。

 夏休みは、新宿に遊びに来ませんか?そして、演劇を楽しんで見ませんか?劇場へはいるにはちょっと勇気がいるかもしれません。でも映画やテレビと違った感動がきっとあると思います。

 日本劇団協議会では、この事業を定期的に行って、若者たちの夏のイベントとして定着させ、その中から明日の演劇を担っていく数多くの演劇人が育ってくれることを願っているのです。


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劇団一跡二跳

制作:岸本 匡史