すべての場面が、病院や結婚相談所の待合室で展開される作品なので、シアターサンモールの会場内全体を「待合室」と見立てた。 そのコンセプトから、客席の中心に舞台を仮設し、本来舞台の部分は客席にして、四方から観られるつくりに。観客が客席に入るための劇場のドアを、俳優たちもそのまま登・退場口として使用した。