昔セリナ 何してんのよ……!
セリナ ………。(食べ続ける)
昔セリナ こんなことして何になるの?
セリナ ………。(食べ続ける)
昔セリナ これが戦いなわけ?あんたの言う戦い、これが?
セリナ ………。(食べ続ける)

昔セリナ

意味無い。




 

セリナ 引っ込んでろ。お前なんか消えてなくなれっ!

昔セリナ

あたしを見てよ、お母さん!(食べ続ける)

セリナ

………。(食べる手が止まる)
昔セリナ 何か言ってよ、お父さん!(食べ続ける)
セリナ ………。(呆然と昔セリナに目を奪われる)
昔セリナ きづいてよ。、あたし3年前から叫んでた……!




父・母 (ふと呼ばれたような気がしてセリナを見る)……?
昔セリナ ……髪を触って欲しいの。
……セリナ?
今、何か言ったか……?
昔セリナ 今だけでいいから。」お願い。あたしの髪を触って。
………。
………。
昔セリナ 髪を触って。



 

  父、おずおずと、ぼそぼそと、髪を撫でつつ─。

……Happy Birthday to you . Happy Birthday to you.

 

母も髪を撫でながら歌に加わって─。
父・母 Happy Birthday dear SERINA. Happy Birthday to you.………。



セリナ 消えるの?
昔セリナ あたし、抹殺されてるから。
 セリナ いるよ。
昔セリナ ………。
セリナ あんたは私の中にいる。
昔セリナ ………。
セリナ ずっといる。

昔セリナ

………。(微笑む)



 

やだ、ブレーカー落ちた?

なんで落ちるんだ?何もつけてないだろう?

あなた見てきてよ。
ミツル いいよ後で。
父・母 ………。
セリナ ナイスタイミングだよ。



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